こんにちは。日本デザイン「マーケ編集部」インターン生の青木です。
僕は今、フリーのWEBデザイナー・イラストレーターとして働きながら日本デザインでインターンをしているのですが、フリーになった時に頭を悩ませたことの一つに「ホームページ制作」がありました。
個人で仕事を受注するには、まず多くの人に自分のことを知ってもらわなくちゃいけないので、自分のホームページを持つことはとても大事ですよね。
あなたも、「まずはWEB上での自分の名刺代わりとしてプロフィールや実績を載せていき、いずれは問い合わせや仕事の依頼をもらえるようになりたい!」と思っているかもしれません。
ただ、いざ作るとなるなかなかハードルが高いものですよね。
1から自分で作るなんてできないし、かといってHP制作会社に依頼するほどの金銭的余裕はない。最近WEB上のホームページ制作サービスのCMをよく見かけるけど実際のとこどうなんだろう?
などなど、ちょっと考えただけでめんどくさくなってつい後回しにしてしまっているかもしれません。
そこでこの記事では、ホームページを作るにはどういう手段があって、それぞれどんな特徴があるのか自分なりに調べたものをまとめてみました!
また、その中で今の状況やホームページを作る目的に対してどの手段がオススメかについても書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でホームページを作る時間を短縮し、あなたの本業に集中していただけたら嬉しいです♪
ホームページを作る手段ってどんなものがあるの?
ホームページを作る手段は色々とありますが、今回は
①HTMLとCSSを駆使して自作する
②WEB上のホームページ作成サービスを利用する
③WordPressを利用する
④ホームページ作成ソフトを利用する
⑤外注する
の5つについて、それぞれのメリットとデメリットについて調べてみました!
HTMLとCSSを駆使して自作する
「ホームページを自分で作るなんて無理でしょ!」と考える人の多くが、きっとこのHTMLとCSSを使って作ることをイメージしていると思います。
ただ、WEBで探せば有料・無料でテンプレートが見つかるので、多少の知識があれば自作することは可能です。
けれど、、全て自分でやらないと気が済まない人などはチャレンジしてみてもいいかもしれませんが、初心者がビジネスで利用できるホームページを作るにはなかなか難しいですね。
メリット
・知識さえあれば自分の好きなようにカスタマイズできる
・外部環境に頼ってないので急にHPを失う心配がない
・費用は最低限で済む
デメリット
・HTML・CSSに関しての専門知識とスキルが必要になる
・慣れないとかなりの時間と手間がかかる
・クオリティの高いものを作るのは難しい
・毎回の更新に手間がかかる
・自分でSEO対策をする必要がある
WEB上のホームページ作成サービスを利用する
最近になってWEB上で簡単にホームページが作成できるサービスが増えていますよね。
作り方も直感的でわかりやすいので、初心者でも作れる人気の方法の一つです。
テレビやWEB上でCMを見かけることも多くなったので、気になっている方も多いのではないでしょうか?
Wix、Jimdo、グーペ、BASEなどが有名ですね。
メリット
・あらかじめ用意されているコンテンツをクリック、ドラッグ&ドロップするだけで簡単に作れる。
・無料で始めることができる
・クオリティの高いホームページが作れる
・更新や修正も自分でできる
・色々な機能があるのでSNS連携やオンライン予約、地図などの表示も簡単
・サーバー・ドメインの準備が不要
デメリット
・テンプレートを使用するので他社と似たようなホームページになる可能性がある
・無料版だと独自ドメインが取れない、広告は表示されるものが多い
・あらかじめ用意されたテンプレートを利用するのでカスタマイズが制限される
・外部サービスを借りている形になるのでホームページが利用できなくなる可能性がある
WordPressを利用する
WordPressはオープンソースのCMSと呼ばれるもので、簡単に言うとHTMLやCSSの編集をしなくても管理画面を通して記事や画像を投稿したり更新したりできるシステムです。
CMSは他にも色々あるのですが、今回は日本も含め世界でも一番使われているWordPressをピックアップしました。
ちなみに僕もこのWordPressを使っています(笑)
メリット
・無料でシステムを利用することができる。
・記事の投稿・更新が簡単。
・カスタマイズが自由にできる。
・プラグインを使うことで色々な機能を追加できる(機能を拡張するためのプログラム)
・利用者が多いのでネットで調べれば大抵のことは解決できる
・豊富なテーマテンプレートがある(SEO対策されているものもある)
・外部環境に頼ってないので急にHPを失う心配がない
デメリット
・使いこなすにはある程度の専門知識が必要
・最初の準備にそれなりの手間が必要
・セキュリティ対策を自分で行う必要がある
ホームページ作成ソフトを利用する
上記のWEB上のホームページ作成サービスとは違い、パソコンにインストールしてオフラインでホームページを作成していきます。長く販売されている「ホームページビルダー」や低価格で購入できる「ホームページV3」、最近では「シリウス」などが人気です。
メリット
・比較的低価格
・直感的な操作で作れるので専門的な知識が不要
・電話サポートがついている
・オフラインで作成するので、他のサービスなどの影響を受けない
デメリット
・ソフト内のテンプレートからしかデザインが選べない
・ソフトの使い方を覚えるのに時間がかかる
・自分でカスタマイズするのが難しい
・自分でSEO対策をする必要がある
・新たにページを追加するのに手間がかかる
外注する
「外注=お金がかかる」と思って最初からホームページを作る際の選択肢から外しているかもしれませんが、長期的に見れば外注した方がいい場合もあります。
ただし、外注先の選択を間違えると大事な資金を無駄にする可能性もあるので注意しましょう。
メリット
・自分の負担が少なくて済む
・運用・管理の代行も可能
・デザイン的にも内容的にもクオリティの高いHPを作れる
デメリット
・費用が高い。
・多少の知識・スキルがないと自由に更新できない。
・完成までに時間がかかる。
・クオリティにばらつきがある。
あなたに合ったホームページの作り方は?
今回ホームページを作る手段を調べていて、「これが正解」というものがあるわけではなく、今の自分の状況と照らし合わせて選択するべきだと感じました。
とは言ってもどう選択したらいいの?って思いますよね。
なので、僕なりの選び方を紹介します!
初めてホームページを作るならWEB上のホームページ作成サービス
・ホームページ作成に使う資金があまりない。
・HTML・CSSの知識やスキルがないし学んでいる余裕もない。
・ホームページの内容は必要最低限でよい。
以上の方はWEB上のホームページ作成サービスで十分だと思います。
あまり資金・時間をかけずに素早く作って、本業に集中しましょう!
ただ、上記のように無料版だと独自ドメインが使えないのと広告が表示されてしまうことがほとんどなので、ビジネス用に作る場合は有料版にしましょう。
また、ホームページ作成サービスはあくまで他社のサービスを借りている状態なので、利用規約が変わって商業利用OKだったものがNGになったり、サービス自体が終了して使えなくなる可能性があるので注意が必要です。
資産としてホームページを育てていくならWordPress
・ホームページ作成に使う資金があまりない。
・HTML・CSSの知識やスキルがないし学んでいる余裕もない。
・ホームページを自分の資産として育てて行きたい。
以上の方はWordPressを使って作成するのがオススメです。
WordPressは無料ブログや上記のWEB上のホームページ作成サービスのように他社のサービスに依存していないので、急な規約の変更やサービスの終了によってホームページを失う心配がありません。
そのため、情報発信をしたりホームページからの集客を考えている方は、最初は準備に少し手間がかかるかもしれませんが長期的に見れば大きい効果が期待できますよ!
よりクオリティの高いホームページを作りたいなら外注
・ある程度資金に余裕がある。
・ホームページ作成にあまり時間を使いたくない。
・クオリティの高いホームページを作りたい。
以上の方はホームページ制作会社などに依頼しましょう。
外注すれば作ってもらったものに対して修正点を伝えるだけでいいので、自分がホームページ作成に費やす時間が大きく削減できます。
また、いい外注先を選べばホームページの企画構成段階からよりよいものになるような提案をしてくれるので、自分が期待した以上のホームページを作ることもできるかもしれません。
しかし逆に外注先選びに失敗すると、自分の期待した出来に遠く及ばなかったり、見た目が綺麗なだけで集客には全く繋がらないようなホームページになる可能性などもあるので注意が必要です。
せっかく高いお金をかけて外注するのであればきちんと効果のあるホームページになるようにこちらからしっかりと提案・要求をするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ホームページを作るといっても色々な方法があります。
大事なのは今の自分の状況とホームページを作る目的を改めてしっかりと考え、自分に合った方法を選ぶことだと思います。
この記事が、少しでもあなたのホームページ作成の役に立てたら嬉しいです。
日本デザインスクール インターン生 青くん