有機農業5年目にして、畑違いなWEBデザイナーに転身 ?!

こんにちは。現在、日本デザインスクールインターン生のまっつんです。
私は普段、京都で有機農業と石窯パン屋をしています。

基本はいつも外作業。朝早くから日が暮れるまで畑にいたり、パンの日は14時間くらいパン工房にこもって、ひたすらパン焼きをしています。

日々忙しく過ごしている傍、「このまま一生終わりたくないな」と、年々続く忙しさと時間と経済のバランスの悪さに不安を感じ、いろんな勉強を始めた昨年。

そんなある日社長から、会社の経営を任せようと思う、と話があり、独立から思いもよらない展開に。断る理由も特にはなく、社長にも散々お世話になったし、やるからには成功させなくては、と今後の会社の運営について試行錯誤考えていた際、たまたま見ていた動画から知った、WEBデザインの世界

情報発信や集客にはWEB必須だよねと思う傍、パソコンは事務的な作業しかできない私が、

WEBデザインなんてできるのだろうかと不安も募り、散々悩んだ末、いざ勉強を始めてみると、写真の加工方法や、ネット検索するとよく見るバナーもこんな風にできているんだ、とか毎日発見の日々が続きます。

レッスンの受講は全部動画で、隙間時間に何度でも繰り返し学べるスタイル。農作業の忙しさと休みもほとんど取れない中でも、この時間を有効に使って学べるというのは最高の利点でした。

今まで全く知らなかった知識を入れていくのは時間もかかり大変、でも一つ一つ結果が出ると面白くなっていくものです。結局今は、昨年以上に忙しい中、ワンランク上のWEBデザイン中級編と、インターン生にまで登録。

インターンでは、デザインとは違って、記事を作っていく部署に配属になり、本を出版した時のように、大好きな文章を毎日書くことができているのでありがたい限りです。

一人でいくつもの職種ができるって憧れますよね。私もそんなギャップのある人生を歩みながら、いつかいろんな分野で大成功したいなと思っています。

転職を繰り返し・・・

まずは私の職歴からお話しします。遡れば名古屋で暮らしていた高校生の頃、デザイン科専攻で、そのまま芸大に行って画家になるのが夢でした。

ところが高校時代に20kgのダイエットに成功したことがきっかけで、栄養のことに興味が湧き栄養士の短大へ、そして栄養士にはならず、何故か小さな食品会社の研究職へ。

そこからが転機のスタートでした。2年働いてOL生活に不安を抱いた私は、一生の仕事を探すべく、ソムリエになろうと知り合いのレストランへ転職、がサービス業が苦手ですぐに挫折

その後、介護士、栄養士、寺院、料理教室、飲食業、メイク、ペアティーチャー、PAなどなど ”一生できて独立できる仕事”、を探して様々な分野にチャレンジしました。

そんなある日、友人の誘いで京都に農業体験へ行き、新たな一生できそうな仕事に巡り合ったわけです。

その時は、絶対に農業なんて自分には向かないと思っていましたが、「科学的な生産方法から元の自然に近い作り方に戻すことで、その食物を食べる人間の身体や精神状態も元々の良い状態に戻り、世の中をより良い状況に変えていきたい」という野菜を作る上での、コンセプトに惹かれて2年後に入社。全く今までとは畑違いな生活が、それも”京都”でスタートしました。
うちの畑の1部です。

WEBデザインとの出会い

初めての他県での生活は、仕事以上に環境に馴染むことにかなり時間はかかりましたが、忙しい日々を乗り越えて京都での生活も5年たった頃、仕事にも慣れ、時間が作れるようになると、いつか独立したいという夢がやはり膨らんできます

時間を見つけては、経営の本や経営セミナーなどに参加し、いつもこれからどうしていこうか?ということを考えていました。そんなある日、社長から事業の経営を任せようと思うとの話があり、個人で独立の発想から一気に流れが変わって行きました。

職種は農業に拘らなくてもいいとの話でしたが、相手がある仕事ですから急に職種を変えることは難しく、1年は農業とパン屋を持続させることにしました。

が、その時の売り上げはというと、ほぼ右肩下がり、苦しい状況でした。何とかして一旦波に乗せて、次の業種にシフトしたいという思いもあり、どうしたら良いか日々ずっと考えていました。

そんな思いを持ちつつ、農業経営セミナーに参加した際の題目は、”ネット集客術”。常に現場にいる自分でも、自宅でできて集客できるものはこれだ!と思いました。

直感でそう思ったものの、WEBのスキルは乏しく、どうやってスキルを学んだら良いかもわからない状況、情報も何もありません。日々どうしようか考えつつ、経営の勉強にとマーケティングセミナーの動画を見ていた時に、日本デザインの大坪社長がゲストで話されていました。

話が明確で面白く内容に惹かれてしまい、動画が終わってすぐにネットで、”日本デザイン”と検索してみると、WEBデザインのスクール情報があり、思わぬ流れで探していたものを見つけた感じでした。

まずは入門編から

スクールは見つけたものの、エクセルやワードくらいしか使ったことのない私にとっては申し込みをするのも勇気が入りました

こんなにパソコンを使ったことがない人は自分くらいだろう、と思いましたが、見つけたのも何かの縁で、今の状況を考えたら後には引けません。とは言うものの、申し込みフォームに入力したまま送信はできず、結構時間が経っていました

そんなある日、担当の久保先生から電話をいただき、まずは入門編を受けてみて面白いなと思ったら続ければいいと思うよ、と言う一言もあり、そんなに難しく考えることはないのかなと、翌日、まず自社の社長に相談。

ホームページを自分で作って集客することと、その時、実家の父親が病気だったので、名古屋の実家に帰った時にも仕事ができる、と何らか色々受ける理由を提案して、すんなり受講許可はとりました

ホームページのことやWEB集客のことばかり頭にあったので、もちろん選んだのはWEBデザイン入門編でした。使い方を覚えて絶対自分のものにしようと思うとともに、ついていけるのかなと若干の不安を持ったまま、11月生として受講することとなりました。

受講が決まったものの

やるからにはスタートは早めの方がいい、と自社の社長に言われ、11月ギリギリのタイミングで参加したものの、11月は毎年会社のイベントや収穫などで休みもほぼ無し。

実家の父親の容態もあまり思わしくなかったので、仕事終わり半日時間が空けば新幹線で実家へ行く、と言うような凄まじいスケジュールが続きました。

隙間の時間や寝る時間を少し削れば何とかなると思っていましたが、その考えは甘く、課題を落ち着いてできない分、なかなか自分の力になっていきません。

チャットワークで同じ11月生のみんなの作品をみることもありましたが、自分の実力がついて行ってないことは歴然で、不安でいっぱいなりました。でも、会社の今後を考えると、立ち止まってはいられず、少しでも空き時間ができたら動画をみて覚えることと、とにかく作ってみることをしていきました

最終のホームページ作成では、集中して作る時間を作ろうと思い、仕事を固めて前倒しで終わらせ、何とか作成時間に当てました。

もっと楽しいはずの入門編は、怒涛の1ヶ月半でした(泣)。何で12月から始めなかったのか後になって後悔しましたが、時間がない中でも習得すると言う集中力だけは養えました。

 

講座を受けてみて思うこと

時間がない中でも、オンライン講座はいつでもどこでもできると言う意味では相当なメリットでした。

また初心者の私には繰り返し観ることができ、途中で一時停止して画面をチェックしたり、わからないところだけ戻して観たりできたことも、とても大きかったです。入門編は楽しかったという方が多い中、時間も環境もとにかく大変だった、と言うイメージが強く残りましたが、何にしても、講座云々の問題ではありません。

でも、実際学んだことや習得したことは残っているので、これからどう表現していこうかと言うところです。WEB広告やバナー、電車の広告など色々なものに目がいくようにもなり、参考になるものはないか、常に探している自分もいたりしてびっくりすることもあります。

講師の方が、WEBデザインが面白いなと思ったのなら続けてみたら、と受講前に言われてましたが、私の場合は入門編で終わってしまっては中途半端過ぎるのと、今後の自分の為にならないと言うことが強く、次の中級編に進むことにしました。入門編を満点クリアではない分、かなりのプレッシャーと今後のスキルアップも必須ですが、一緒に受ける人数も多く、課題のことなども話すことができて、みんなと一緒に進んでいる感じが心強く、今まで以上に頑張れそうです。

最後に

最後に、スキルを積んでWEBデザインができる自分になったら、まずは自社のホームページを作り変えて、システムを構築してどこまでの集客ができるか、と言うのを実体験してみたいと思っています。

作業が追いつかなくなるくらいの集客と、最高の結果を出したいと。それがクリアできたら、WEB上でのマーケットを作ったリ、結果の出るWEBページを作れる人材になっていきたいです。

経験を積んで、2年後にはWEBデザイナーとしても、自信を持って独立できる自分になりたいなと思っています。
そう思い描けるスクールに出会えて、やはり選んだものは正解だったなと思います。

おまけ

WEBデザインだけだと思いきや、このスクールにはインターンというシステムがあり、年始に募集がかかりました。今は何でもチャレンジして勉強していきたいと思っていたので申し込みをし、何とマーケティング編集部に配属決定

編集部というからには文章かな?と思っていたところ、記事を作っていく現場でした。2年前本を出版した時から、文章を書くことに面白みを感じていたので、デザインからまさかの記事を書くところへ行けてびっくりでした。

また、今回一緒にインターンに参加してるメンバーもたくさんいて、同じ目標を持ったいい仲間に囲まれ、チーム内での話合いも楽しく、いい環境で記事を書かせてもらっています。

最初はドキドキで入ったスクールですが、蓋を開けてみたら、単に教えてくれるだけのスクールではなく、現場でバリバリ現役で活躍してるデザイナーの講師から学べること、また、インターンで記事まで自分で書くことができるようになること、その2つがダブルで習得できる環境がここにはありました

出会った縁に感謝しつつ、日々デザインの現場のようなスクールで、着実に実力をつけていきたいと思っています。

まずは業界のことを知ることからはじめよう!

※ゼロイチ入門編3月生(64期)の【申込締め切り】は、2/20(日)

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地味な人生からの大逆転劇!私が好きなことを仕事にするまで...
株式会社日本デザイン WEBディレクター・WEBデザイナー・動画クリエイター
20歳WEBデザイン業界を目指すが、未経験のため15社を一次審査で落ちプチ鬱に
22歳 雑誌の編集部になんとか受かるが、過酷すぎて耐えられず早々に辞める
24歳WEB業界に転身。念願のWEBデザインの仕事に就くがセンスがなく惨敗
26歳 大坪拓摩と出会い、根性だけを認められアシスタントという形で雇われる
それから4年間、理論やルールに基いたセールスデザインを大坪に叩き込まれ、デザイン力が奇跡のように向上!紹介のみで仕事が埋まる売れっ子デザイナーとなり、動画制作・YouTubeプロデュースなどクリエイティブな仕事を幅広く請け負う
2015年10月、自身のこれまでの経験(もともとのセンスのなさも!)を活かして「現役デザイナーが教える」「センスはいらない」というコンセプトで日本デザインスクールを設立。現役としても活動を続けながら全国400名以上の生徒を45日という超短期間でプロのWEBデザイナーに育てる。座右の銘はミッキーの「夢は必ず叶う!」