このレッスンでは、WEBデザイナーってどれぐらいでなれるのか?
についてお話をしようと思います。
あと、一緒にWEBデザイナーにどうやったらなりやすいのか?
WEBデザイナーになるために必要なものをお伝えします。
まず、WEBデザイナーにどれぐらいでなれるのか?
これは、種類にもよるんですが、例えば、バナー1000円くらいで受注するデザイナーであれば、2週間程度でなれます。
これ実際の話なのですが、今、フリーランスWEBデザイナー養成講座という講座をやっていてそこで教えている生徒さん達がいるんですが、教え始めて2週間でどんどん注文を取ってくるんですね。
2週間でこれぐらいのレベルになれます。
しかも皆さん、未経験。
正直、1000円は安いです。
基本的にバナーをフリーランスの方に頼むと1個あたり3000~5000円です。
企業が依頼する場合は、1個3万円になることもあります。
ですので、デザイナーとしては半人前ですが、バナーぐらいであれば、作れるようになります。
転職先のお仕事の内容にもよりますが、例えば、バナーやホームページの更新作業などそれほど大きくないデザインの作業であれば、1カ月ぐらいでWEBデザイナーになれます。
3カ月レベルだと、短めのランディングページが作れるようになります。
例えばネットショップなどで見かける少し長めのページやセミナーのページ、メールアドレスやLINE登録のページなどです。
未経験からフリーランスになるのであれば、6カ月くらいは必要です。
フリーランスになるのであれば、バナーとランディングページのスキルと集客のスキルは学んでおいた方がよいです。
ランディングページとは、こういった縦長のページです。
フリーランスについてのお話は、LESSON9以降で詳しくお話しますね。
これがおおよその目安です。
あと、WEBデザイナーになりたいのであれば、絶対に用意しておくべきものがあります。
これは、就職、転職、フリーランス、どれを目指すにしても必ず用意したほうが良い物です。
それは、何か?
それは 「ポートフォリオ」です。
ポートフォリオとは何か?
簡単言えば、作品集です。
自分がこれまで作ってきた作品を一覧化して見せれるようにしたものです。
例えば、あなたが会社でバナーが必要になりました。
その時に、WEBデザイナーを採用する立場だったり、フリーランスの方を探してお仕事をお願いする立場だったとしたら、どんなWEBデザイナーを探すでしょうか?
どんな条件で探しますか?
近くに住んでいる人?
Photoshopが使える人?
ホームページが作れる人?
どんな質問をしますか?
いろいろと想像できると思うのですが、一番しなければいけない質問は、「どんな作品が作れますか?」です。
どれだけPhotoshopが使いこなせてもHTMLに詳しくても、デザインがダサかったら、依頼したものは使い物になりませんし、そういったWEBデザイナーにお願いしたことは失敗になります。
だから、そういった失敗を防ぐために、これまでどんなものを作ってきたか?が見られます。
例えば練習課題で作ったバナーや、ランディングページなどこれは自信があるといった物を、何個か用意して見せれるようにしておいた方がよいです。
1個や2個では、たまたまよかったデザインかもしれないと見られるので、できればたくさん用意したほうがよいです。
それを、ネット上に公開したり、印刷していつでも見れるようにしておけば、「どんな作品が作れるんですか?」と聞かれたときにすぐにお返事ができます。
そして、話がとてもスムーズです。
これで面接に合格した人や、受注をした人をたくさん知っています。
実際に、私もこれまでたくさんのWEBデザイナーの面接をしてきましたが、ポートフォリオを持ってくる人は1割ぐらいでした。
それほど、ポートフォリオの大切さを知らない人が多かったです。
ですので、WEBデザイナーを目指すのでしたら、自分の作った作品をポートフォリオにしておきましょう。
ということで、WEBデザイナーになるために、とっても大事なお話をしました。
ポートフォリオさえあれば、別に実務経験は必要ありません。
判断基準が作品なので、どこの会社で働いていたとか、どこのスクールに通っていたとかは関係ないんです。
実際に大手の会社で務めていた経験があっても、デザインがダサければ採用はされませんし、お仕事も来ません。
有名なスクールを卒業していたとしても同じことです。
何度も言いますが、デザインのスキルを高めることがWEBデザイナーとして働らけるようになることへの一番の近道なんです。
もう少しデザインのことを知りたいと思うので、次のレッスンでは、具体的なデザインのお話をしていきますね!