おサイフ泥棒から生まれたデザインを最短で習得する方法
久保なつ美です。
今日もご覧いただきありがとうございます!
今日は、私たちに起きた大事件がきっかけで2000人が幸せになったという過去のお話をします。
今から10年以上も前の話ですが、マンションの一室に5名でWEBデザインのお仕事を請け負っていました。
その時に、伊藤君(仮名)という20代の男の子が入社してきたんですが、彼はその後、スタッフのおサイフを盗んで突然いなくなってしまったんです。
ですが、今私が教えている驚くほど最短でWEBデザインのスキルが身に就く方法は、彼のおかげで誕生し、今では2000名以上の全くの未経験がWEBデザイナーとして活躍ができるようになりました。
今日は、そのおサイフ泥棒がきっかけで生まれた驚くほど最短でWEBデザインのスキルが身に着く方法を教えますね。
当時、私たちは自分たちではこなせない量のWEBデザインの受注をいただいて、深夜残業が続いていました。
私も体力的に限界を感じていて他のスタッフも疲弊していたので、社長に相談して、新しいスタッフを採用することにしました。
小さい会社にも関わらず求人広告を出して、すぐに20名近くの応募がありました。
今ほどWEBデザインのスキルを持つ人も多くなくなかなか、 即戦力のある人がいなかったんですが、すぐにでも採用したいのもあり、割と経験があるという20代の男の子の伊藤君を採用することにしました。
しかし!
ここで問題が起きます。
実際に採用してみると伊藤君は、全くデザインができず、一つの簡単な作品を作るにも3日かかっても私たちが満足できるものが仕上がって来ません。
少し、社長の冷たい目線を感じ採用担当の私が罪悪感を感じるようになりました。
ただでさえ案件がたくさん来て教える時間もありません。
そのうち社長からは
「彼がいるだけでもコストがかかってるからね。すでにこんなにも時間がかかっているから赤字だよ。何とかして。」
と言われてしまう始末。
すごく責任を感じて、とにかく即戦力にしなくてはと思い。
急ぎの案件も一旦手をとめて、伊藤君に教えることにしました。
接してみてわかったんですが、
・デザインの基礎も知らない
・ソフトの使い方もわかっていない
にも関わらず芸術作品のようなものを作ろうとしていました。
「はぁ~。。」
ちょっと絶望でした。
もう頭を抱えてしまいお手上げ状態です。
雇ってしまった以上
辞めてもらうわけにもいかず。。。
何とかしてデザインができるようになってもらわないといけません。
そこで、どうやったら即戦力になってもらえるのか?
何を先に教えるのか?を整理しました。
大事なのは、お客さんへの納品物をどうやったらクオリティ高く速いスピードで作成するかです。
そこで、逆算しました!
ゴールからの逆算
(コレすごく大事です)
納品物を作るために彼に足りない知識は何か?
これを見つけて、とにかくそれだけを教えることに専念しました。
デザインのこともソフトの使い方も全部教えるのではなくゴールに必要なことだけ教えるようにしました。
これまでは、ソフトの使い方の本を一冊読んで丸覚えしてもらうぐらいことを求めていました。
でも必要なことを教えるだけにしたところ!
なんと3日かかっていた制作物が3時間で仕上がりました。
その後も、彼はどんどん早くなりクオリティも高くなり、何と!3日で私たちが求めているクオリティのものを仕上げてくるようになりました。
その時に、今、私たちがWEBデザインスクールで教えているノウハウの一番大事なところができました。
その結果、2000名以上が卒業時にはプロクオリティのデザインができるようになり、中には受講中からデザインのお仕事で収入を得たり、就職や転職が決まった人、仕事でデザインを任せられるようになった人などがたくさんいます。
一般的なスクールとの違いは、一から全部を教えないことです。
まずは早くデビューするために、現場で必要なスキルだけを徹底的に教え込むことです。
優先度がそれほど高くないけど、必要な知識はある程度現場でやりながら覚えていくようにしました。
今の時代ネットで検索すれば、いくらでも情報は出てくるので。
私たちはとにかく現場で活躍できる人をどうやって最短で教育するかに拘っています。
だから伊藤君みたいな人でも最短でプロに育てて現場で即戦力になりました。
デザインの基礎やソフトのすべてを教えても全部使わないことを知っているからです。
その中でも、特に必要で現場でしか使わないことに集中して学ぶと早く即戦力になれることがわかりました。
もちろん、デザインソフトのすべての使い方、プログラミングのすべてなど学んでおいて損はないんですが、お医者さんもすべてのことを知っているわけではありません。
お医者さんになってからもたくさん学ぶことはあります。
まずは、最低限現場に立てる知識などを学びますよね?
それと同じで、まずは現場に立てることを集中して学ぶことが私たちは大事だと思ってずっと育ててきました。
私たちは今も現場でクライアントさんへデザインを納品しています。
だから、現場のことをよく知っています。
その結果、他のスクールに通ったけどデザインできませんでした。
という方までも来るようになりました。
あと、お付き合いのあるIT業界の経営者さん達からは、「受講生の作品レベルが高い!」といつもお褒めの言葉をいただきます。
私たちの方法は間違ってなかったなと思います。
ですので、もしあなたが早くお仕事を変えたいとか、WEBデザイナーになりたいと思っていたり、何かスキルを学びたいと思ったら現場のことを知っていて、何が現場で必要なのか?
それを教えてくれる人やスクールを探してくださいね。
そうでなければ、結局、知識は付いたけど、役立つスキルではなかった、ということがたくさんあります。
卒業生の数ではなく、卒業生がどんな作品を作ったのか?卒業後どうなったのか?が大事です。
ぜひ、ご注意ください。
もし、この方法を聞いてみたいなと思ったら無料でセミナーを開催しているので、よかったら遊びに来てください。
セミナーの詳細はこちら
P.S.
伊藤君ですが、社内で活躍してくれたんですが、ある日、スタッフのおサイフがなくなるという事件がありました。
しかも1人ではなく、二人も。
警察の方に来てもらったら「これは間違いなく内部の方の犯行です」と言われました。
特に社内で犯人捜しをするわけでもなかったんですが、数日後、突然伊藤君が来なくなり音信普通になりました。
彼は今どこで何をしているんでしょうか?
彼のおかげで、この素晴らしいデザインの習得方法ができたので、今では感謝しています笑