LESSON5 デザインセンスはどれぐらい必要?

未経験からWEBデザイナーを目指そうと思ったときに誰もが思う不安があります。

その不安について本当のことを話ししますね。

 

いくつかあるんですが、未経験の方がWEBデザイナーを目指すときに必ずと言っていいほど抱えている不安があります。

 

恐らく今までお会いしてきた方で、この不安はナンバー1です。

 

それが、

「私、デザインセンスがないのですが大丈夫でしょうか?」

です。

 

これは本当によく聞きますし、よく相談されます。

でも、未経験なのでなくて当たり前なんです。

デザインの勉強なんてほとんどの人がしたことがないので、デザインができないのは当たり前です。

 

センスって多くの人が、生まれ持ったものや、長年、勉強して身に着けるものだと思っています。

多くの人がこの考えを持っているため、普通のスクールに行ってもデザインを学べないし、教えることが難しいと思ってしまうんです。

実際、他のスクールがソフトの使い方や、プログラミングばかりを教える理由がここにあります。

デザインはセンスだと思っているからなんです。

センスだから、教えられないと考えられているからなんですね。

 

でも、センスってはっきり言いますが不要です。

いらないんです!

自分のセンスは信じるな!といっているぐらいです。

なぜいらないのか?

私たちが目指すWEBデザイナーにはセンスが求められないからです。

ちょっと誤解があるといけないので、理由をお伝えしておくとまずデザインには種類あります。

 

それは、アートと、商用デザインです。

アートは、見る人によって感じるものが様々です。

しかも、何か行動を促すために書かれたものではありません。

制作者が想いを表現したものです。

 

例えば、10人がピカソの絵を見たら、10通りの感じ方があるでしょう。

多くの人に評価されるには制作者のセンスがかなり重要になります。

しかし、商用デザインの場合は、商品を買ってもらうとか、資料請求してもらうとか、クリックしてもらうなどの目的がはっきりしています。

わかりやすく、読みやすく、行動しやすくさせることです。

それは、センスではなく、ルールを理解することでスキルを身に着けられます。

極端な例を出しますが、背景が白で、文字も白であれば当然読めないですよね?

それと同じように、背景がこの色なら、文字はこの色といったルールがあるんです。

だから、このルールをきちんと学べば、センスは関係ないんです。

例えば、元気な印象を与えるページなのに、真っ黒のページだったら、元気は与えられませんよね?

そういったルールがあるんです。

 

私たちが目指すWEBデザイナーは、商用デザインが作れるデザイナーです。

もし仮にセンスが必要だったら、私の学校の生徒さんのほとんどがWEBデザイナーにはなっていません。

だから、センスが必要という思い込みは捨ててください。

WEBデザインを依頼する人は、結果が欲しいのでアートなデザインだと逆に困るんです。

私たちがお客様にするのは、個人事業主の方や、小規模、中規模の会社さんなんです。

集客や売上が目的でホームページは作るので、分かりやすいホームページでなければいけません。

それを私がルール化して教えています。

 

例えば、こういったデザインは、未経験から初めて3~4か月でできるんですが

それはセンスではなく、ルールを教えたからなんです。

正直、センスを教えて下さいと言われたら、私でも無理です。

 

 

少しは自信が持てましたか?

では、次のレッスンでは、WEBデザイナーになりたいけど・・・でも・・・

という「その他に立ちはだかる不安」についてお話をしますね。

不安って知らないから感じるものであって、実際に中身を知ったり覗いてみたりすると解決することがあります。

 

勝手な思い込みで、自分の可能性を閉ざしてしまうのは、本当にもったいないです^^

まずは、知ることから始めましょう。

それでは、次のレッスンです!

 
 

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