今回のレッスンでは、デザインとは何なのか?
というお話をしていきます。
デザインって何のために存在していると思いますか?
なぜデザインって必要なのでしょうか?
こんな風に聞かれたら何と答えますか?
以前のレッスンで、デザインには種類があるというお話をしました。
アートなデザインと商業デザインのお話をしたのを覚えていますか?
アートは、見た人がいろいろな思いや感情をいただきます。
商業デザインは、行動させるためのデザインというお話をしていました。
今回のデザインは、商業デザインについてのお話なのですが、デザインは、詳しい説明をしなくても用途がわかったり、危険と言うことを知らせたり、何か行動をさせるためにデザインが必要になります。
ショッピングモールで、トイレの場所がどこかをわかりやすくしたり、駅で何線に乗ればよいのかを教えてくれるものです。
迷わせてしまえば、それは失敗したデザインとなります。
WEBデザインで言えば、見て欲しいページに誘導したり、LINEに登録してもらったり、商品を購入してもらうことが目的です。
そのために、色と写真と文字で表現するわけですね。
どんな色を使って、
どんな写真を使って、
どんな文字を使って
その目的を果たすのか?
それを考えるのがWEBデザイナーのお仕事です。
なので、
いろいろな色でパターンを作ってみたり、
写真を差し替えてみたり、
文字の文言や大きさを変えてみたり、
素材は、ハートがいいか、音符がいいか、
女の子のイラストがいいか?
などをずっと考えるお仕事です。
色にしても、
例えば高級な商品であれば、
落ち着いた色であったり、黒を使ってみたり
細い文字を使ってみたりなどのルールがあるんですね。
それを覚えることで、発注者がイメージしている物が作れるか?
それを見た人が行動してくれるかどうか?が重要になります。
色にも意味がありますし、文字の大きさにも意味がありますし、余白を空ける意味もありますし、特定の写真やイラストを使う意味が必ずあります。
何となくでデザインを作っているわけではないです。
そこを勉強するのがWEBデザイナーになるために必要なことです。
それがWEBデザイナーのお仕事の面白いところでもあります。
これからWEBデザイナーを目指したい方は、街で見かける看板や広告、POPなどよく見てみてください。
こんな風に考えながら見ると、また違った見え方がするはずです。
これが分かるようになると、ダメなデザインがわかるようになります。
そういえば、ちょっと前にTwitterで面白い投稿があったのでシェアしておきますね。
素人が作ったデザインと、プロのデザイナーが作ったデザインの比較です。
おもしろいですよね^^
ということで、理解できたら次のレッスンに進んでくださいね。